
新型コロナはそろそろ終息して、待望のノーマスクの生活が戻ってくるのかと期待していたのですが、日常生活の中でまだまだマスクは離せないような雰囲気です。
確かに密室で大勢が大きな声で会話をするような場面では必要なのかもしれませんが、それも環境次第のように思います。
そんな意味で、当店内の環境はどんなものなのでしょうか?
夏場冬場ではエアコンは常時稼働しており、入り口のドア2箇所は閉めています。このドアは元々密閉される構造ではなく、鉄製の扉が内外どちらにでも開く仕組みですので、ドアのぐるり4方には隙間があります。また別々の場所に4つの換気扇があり必要に応じて数は変わりつつ、いずれにしても常時排気していますので、普段から店内の空気がこもるような感じはありません。
そんな状況なので、店内での感染については特に心配していませんが、今回CO2を数値で計測して客観的に判断できるようにしようと、SANWAのCO2センサーなるものを設置しました。小型ですが非分散型赤外線NDIRセンサーを使用しているのでまずまず信用できるかと思います。
厚労省の見解では、室内の良好な換気状態の基準としてCO2濃度を1000ppm以下となっているようです。ちなみに屋外の自然な空気は400ppmだということです。
事前に屋外でキャリブレーションをして、これはピッタリ400ppmでした。
果たして当店ではどんな値が出るのでしょうか?
上の画像はお客様と接するテーブルの上で測定した時の画像です。店内に合計3人がいて、私は約1mのところに座った状態です。
結果「576ppm」
数値は刻々と変化し続けるのですが、概ねこの辺りを行き来しています。
これなら外気と大きな差がない訳で、全くと言っていいほど問題のない数値かと思います。
ひとまず安心しました。
この環境下ならご来店いただくお客様におかれましてはマスクをするしないに関わらずご安心かと存じます。
それにしても新型コロナの早期終息を切に願うばかりです。