レーザー溶接機を導入

この度レーザー溶接機を導入しましたので、今回は宝飾品、アクセサリー、時計、メガネなどの加工や修理に関して技術的な面でのお話をさせていただきます。

金やプラチナ、シルバーのような金属と金属を溶接するには、バーナーなどを用いてそれらをくっ付ける役割の材料「ロー材」が溶ける1000℃前後の高温に熱する必要があります。
例えばチェーンの一部がが切れたり、ペンダントの丸カンが切れたりすると、そうやって修理することが一般的です。ところがすぐ側に宝石やガラスがある場合は、そんな熱を加えると割れたり壊れたりしてしましますから、あらかじめ取り外して作業することになります。もちろんその後で改めて石留めすることになりますが、一度起こした爪が折れた場合は、改めて爪を作ることになります。

別のケースで、ホワイトゴールドにはロジウムメッキが施されていることが多いのですが、炎を被ると剥がれて変色してしまいます。そういう場合は仕上げをしてから再度メッキ処理をすることになります。

このようなケースは工程が増えて時間と費用がかかるにしても、とにかく「出来る」ことですからまだ良しとするわけですが、出来ないようなケースもあります。

例えば、エメラルドのメレがたくさん入った所の1個が爪が折れて外れてるような場合は困ったことになります。まず小さな石を全部外して・・・所々爪が折れて・・・気が遠くなるようなことになるわけです。
時計のバンドのステンレスのバンドのコマやクラスプが切れたり、壊れたりすることがありますが、これをロー付けでくっ付けるのはなかなか困難なことです。

他にも多くの例があるのですが、直接高温の炎に晒せない作業が必要になった時やロー材を使わずに素材同士をくっつける必要がある時、「レーザー溶接機」が問題解決に真価を発揮します。
僅か0.2mm程度のスポットにレーザービームを当てて瞬間的に溶解しますから、付近に高熱を伝えることはありません。石を外す必要もなく、再メッキも必要ありません。

元々メーカーが使用しているような設備で、うちなど小規模な小売店が備えることは稀なことでしょうが、お客様からのご相談がますます多岐に渡るようになり、より的確な作業でスピーディーにお応えできるようにと思い導入に踏み切りました。

どんなことでも出来るわけではございませんが、ベストを尽くします。
何でもお気軽にご相談くださいませ。

Matsuya
松屋時計店 平松 博
〒640-8033 和歌山市本町2丁目27番地
電話 073(422)0905
FAX 073(422)6667
mail  jazz@mta.biglobe.ne.jp

営業時間10:00〜19:00
定休日:毎週火曜日

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G-SHOCKのバンド交換

G-SHOCKのバンド交換を承りました。
G-SHOCKのバンドにも色々なタイプがあり、これは両サイドのネジを外して取り付けるタイプですが、すでにネジ山を「なめた」状態です。一見してこれは容易には回らない感じですので一旦潤滑剤を入れて時間を置きます。
日を置いて回そうとしてみるのですが、どうにも動く気配すらありません。
ネジの噛み合い部分が大きい上に、ネジ山が小さいためちょっとやそっとのことでははずれない模様。こうなると総力戦であれもこれも動員して色々試すこと3日がかりで、どうにか外すことに成功!無事交換することができました。

ネジの状態はやはり下の写真のように錆び付いていました。ちなみにステンレスは酸素に触れていれば錆びませんが、酸素のない状態(ネジの噛み合わせの僅かな隙間に汗や汚れが侵入して空気を遮断してしまった状態等)では錆ます。
同じ理由で、時計の裏蓋についてる透明の傷防止シールも長くなると隙間に錆が出たり変色したりしますから、ほどほどの時期に外しておくことをお勧めします。



今回使用した道具「主な登場人物」たちです。
小さな「ネジ」ひとつですがなかなか奥が深いです。

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8月の営業日について(通常通り)

いつもありがとうございます。
8月はお盆も含めて通常通り営業しますので
火曜日のみお休みをいただきます。

8/3 (火)休み
8/10(火)休み
8/17(火)休み
8/24(火)休み
8/31(火)休み

Matsuya
営業時間10:00〜19:00
毎週火曜日定休
TEL 073(422)0905

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HAMILTONトートバッグ入荷

写真のHAMILTONトートバッグ(非売品)が入荷しました。
結構大きくて、サイズは幅39cm/高さ48cm(手紐除く)ほどあります。マチはありませんがジッパーが付いているのでいろいろご活用いただけるかと思います。

HAMILTONウオッチをお買い上げの方にもれなくプレゼントさせていただきますので、ぜひこの機会にお買い求めをご検討くださいませ。
(数に限りがありますので勝手ながらなくなり次第終了となります。)

なお松屋時計店はHAMILTON正規販売店ですので、2年間のメーカー保証付き・お買い上げ品のバンド調整無料(何度でも)・磁気帯びの対応・最適なメンテナンスのご相談等、安心してお買い求めいただけるお店として皆様にご満足いただけるよう努めてまいります。

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Daniel Wellingtonの電池交換が増えています

ダニエル・ウェリントンは薄いベゼルにケースギリギリの大きな文字盤が特徴のスッキリしたデザインの時計です。
最近特に電池交換が増えてきたように思いますが、実はこの時計はある「構造的な特徴」があって、電池交換をお引き受けする前にお客様にご説明をさせていただいております。

それは
電池交換の際に、丁寧に十分注意深く作業をさせていただくのですが、それでももし「針が外れる」とか「文字盤のインデックスが剥がれる」などのアクシデントが起きた場合、ガラスを割って直す事態が生じます。その際新しいガラスを取り付けるという、電池交換以外の費用が発生することになります。ということなんです。(圧縮空気でガラスを外すことは可能かもしれませんが、別の不具合が生じることもありそうです。)

この時計の電池交換はケース裏側の蓋を開けて行うので、文字盤や針に直接触れることはありません。それでも振動などでたまたまそのような事がきた時、一般的な時計のように裏蓋側から文字盤+ムーブメントを取り出して作業することができません。
これは大きな文字盤と小さな裏蓋の組み合わせという構造的なことが原因ですので、他に手がない状況です。
とはいえ、今まで私の作業中にダニエル・ウェリントンの針が落ちたことは一度もないので、確率としたら極々わずかなものだろうと思います。ですから可能性はあるという意味でしかありませんが、そういうことも分かっていただきたいと思います。

最近の時計の中ではDaniel Wellington、klasse14、そしてKnotも同じ構造ですので、お持ちの方は時計の表裏をあらためてご覧いただきたいと思います。
いずれにしても、私どもではDaniel Wellingtonやklasse14、Knotの電池交換を承っておりますので、どうぞご相談、ご用命くださいませ。
電池交換料金 ¥1,100.(税込)

 

■番外編

下記の写真は、お客様がご使用中にガラスが割れたため、そのガラス交換を承ったものです。(電池交換中に割れたものではございません。)
この修理についてご説明いたします。

このガラスを正面から取り外していきます。
文字盤とガラスの隙間はわずかで、ガラスをダイヤモンドチップの付いたリューターで削りながら部分的に割りつつ取り外していきます。文字盤を傷つけないよう慎重に作業します。

ガラスを取り去った後、ケースから文字盤・ムーブメントを取り出します。
念のため顕微鏡でチェックしていくと、7時位置のバーインデックスが少し浮いているのを発見。これを外れないように取り付けます。こういうところをはしょると、先々何度もガラス交換することになりますから、他のバーインデックスや針の取り付けが緩んでいないかなど注意深くチェックしておきます。

ケースをクリーニングして、文字盤・ムーブメント一式を収め、新しいガラスを入れて完成です。
この交換作業は¥6,600.(税込)です。

 

 

 

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簡単・長持ち! 時計バンドにお勧めのバックルです

ずらりと並んでいますが、これらは主に革製(ラバーやシリコンも)の時計バンドに取り付けて使用するバックルです。一般的に「Dバックル」と呼ばれたりしていますが、こちらにあるのはそれが進化した「Mバックル」とも呼べる両開き構造で、サイドにはプッシュピンが付いているのでそれを軽くつまむだけで簡単に取り外すことができます。一旦取り付ければ、簡単な操作で同じ位置に、ネイルを傷めずに着け外しできるのは安心です。

それともう一つ大事なことがあります。
このバックルにすると、バンドを折り曲げる必要があまりないので、長持ちします。
普通のピンバックルと呼ばれる金具の場合は、腕に着ける時にバンドを引っ張って金具の棒を穴に通すわけですが、この時に曲げる部分が集中して痛みがちです。
バックルを変えれば、上の写真のようにバンドは折り曲げる必要がなくなるわけです。

もちろんMバックルは取り外し自由ですので使いっきりというわけではなく、バンドを交換する際は新しいバンドに移動することで、引き続きご使用いただくことが出来ます。耐久性については、私もこのバックルをいくつか愛用しておりますが、ステンレス製でガタもなく、結構丈夫でそれぞれ数年経ちますが特に問題なく使用しております。

上の写真の時計はHAMILTONのPSR Digital Quartzで構造が外から見えないコンシールド・クラスぷと呼ばれるものです。一般的なメタルバンドに多く見られる構造です。
写真を見ていただく一目瞭然ですが、このMバックルの中心部分は元々メタルバンドに使用されていた構造を革バンド用に作り直したことが分かります。

これから暑い夏に向けて汗ばむ季節となりますが、さらにもう一つの利点は、バンドと肌の間に少し隙間が生まれるので汗べったりの状態になりにくくて快適なことです。

肝心の価格は、各種(2,200円〜6,600円)ある中で、お勧めは銀色のタイプが2,200円(税込)、ゴールド・ピンクゴールド・ブラックは3,300円(税込)とリーズナブルな設定となっています。もちろん取り付けもさせていただきます。
一番上の写真以外にもバンド幅に応じて豊富に在庫しておりますが、バンド形状などによっては取り付けができないものもございますので、詳細はお気軽にお問い合わせくださいませ。

 

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ゴールデンウィークの営業について

ゴールデンウィーク期間も通常通り営業いたします。
5/4(火・みどりの日)のみお休みをいただきます。

4/29(木・昭和の日)営業
4/30(金)営業
5/1(土)営業
5/2(日)営業
5/3(月・憲法記念日)営業
5/4(火・みどりの日)休み
5/5(水・こどもの日)営業
5/6(木)営業
5/7(金)営業
5/8(土)営業
5/9(日・母の日)営業

Matsuya
営業時間10:00〜19:00
毎週火曜日定休
TEL 073(422)0905

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HAMILTON新製品

人気のHAMILTON「ジャズマスター オープン ハート」に新色が登場しました。
美しいシルバーダイヤルに映えるブルーのインデックスと針。精巧にカットアウトされたダイヤルからは、スイスメイドの自動巻きムーブメントが正確に時計を刻み続ける様子を堪能することができます。洗練された個性を表現する同系色のブルーストラップか、落ち着いた雰囲気のステンレススチールブレスレットをお選びいただけます。
自動巻き | 42mm | H32705651
¥122,100(ブルーストラップ・税込)
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MONDAINE(スイス モンディーン社) 壁掛けクロックのご紹介

スイス国鉄の多くの場所で目にすることの出来るクラシックかつアイコニックなモンディーン時計を、オフィスやご家庭用にリサイズした壁掛けクロックです。

シンプルな文字盤、高い視認性を持つ時分針、モンディーンのアイコンである列車の発車灯を模した赤い秒針が創るユニークで機能性的なデザインは世界中で高く評価されており、ロンドンのデザインミュージアムを始め多くの美術館やミュージアムで展示、受賞しています。

素材:アルミケース
風防:強化ミネラルガラス
直径:約25cm
厚み:約4.1cm
重量:約820g
クオーツ時計

¥30,800(税込) 3色バリエーション

*直径:約40cmモデルはシルバーのみございます。
¥60,500(税込)


当店の壁にもかかっています。
部屋が明るい雰囲気になります。

 

MONDAINE(モンディーン社)について

モンディーン社は1986年にスイス国鉄と独占契約を結び、鉄道時計の供給を開始すると共に、「スイス国鉄オフィシャル鉄道ウォッチ」の発売を開始しました。
今日チューリッヒ駅にある高さ4メートルのミーティングポイントクロックをはじめ、スイス国鉄の駅3,000箇所以上でこのデザインの時計を見ることができます。
デザイン性の高さと環境に配慮した製造工程を徹底するなどの努力が高く評価され、1993年に「German Design Plus」を受賞。その他、世界環境保護に関する栄誉ある賞「アルプ・アクション・コーポレート賞」や、世界の優れたデザイン999点を取り上げた「DESIGN CLASSICS」(PHIDON社刊)にも選ばれています。

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